センチの間へ

それは一通の手紙から始まって……
設定資料集(あくまで本作品内のみ適用
     

安達妙子
 青森出身、世話焼きな幼馴染という稀少な設定に加え、料理が得意で家庭的という最強な設定をもつ。
 父は高校教師を母は酒屋を営み、少年の家とは家族ぐるみの付き合いをしていた。
 自発的に少年への好意を認識し、アピールするが少年は引っ越すことになる。
 特殊なスキル、家の力などは持ち合わせてはいないが、少年が初めて会った少女(幼馴染)という設定と忠実な僕の弟(純)を使いこなし、戦っていくことになる。

綾崎若菜
 京都出身、おしとやかな大和撫子という化石的な設定を使いこなす少女。
 家は代々京都でも有数な名家の綾崎家。幼少の頃より綾崎家の後継者として厳しく育てられていた時に少年と出会い、恋心を抱く。
 潜在スキル「脚色」を使いこなし、政財界に力を持つ綾崎家の後継ぎとしての才覚は脅威である。
 欲しいものを手に入れた時の充実感を忘れない為に、戦いに赴く。

沢渡ほのか
 北海道出身、ファザコン気味で動物好きというノーマルな設定に加え交換日記というベタなイベントも所持しているというスタンダードなタイプ。
 男の子嫌いだったはずが、自分の身を助けてくれた少年に好意を持つことになる。
 潜在スキル「情報操作」という脅威のスキルを使いこなし、自分のテリトリーの情報を自在に操る事が可能である。
 途中の交換日記を少年に渡す為に戦場に旅立つことになる。

杉原真奈美
 香川県出身、病弱で泣き虫という何かの計算が働いたような設定。
 自分に対する自信を持ち得なかった時に少年と出会い、助けられる事によって自分に対する自信、併せて少年に対する好意も育んでいく。
 Aスキル「目薬」の他に野草への造詣が深く、派手さはないが確実な成果をあげる。
 少年という名の巣を取り戻す為に戦場を駆ける。

スキル名 効果 使い手
現実逃避 目の前の状況から目を背け、自分の心の平静を保とうとする行為。
ただ目を背けているだけなのでそれ自体の何の解決にもならない。
少年
達観と諦念 これはこういうものだ、こんなものだと諦め、割り切る事で余計な期待を持たないこと。
似たようなスキルに「悟り」がある。
少年
哀れみの目 自分と同等、それ以上の境遇の人間に対して使うスキル。
それでお互いに心が通じ合えば傷をなめあう事が出来る。
その場しのぎの先送り それ自体をごまかす事で先送りにすることが出来るスキル。
根本的な解決にならない&それのツケは膨大なものになるという諸刃の剣。
少年
嫌な予感 漠然とした感覚で事件を察知する。
予感するだけなので何の意味も持たない。
少年
脚色 自分の記憶での出来事を自由に脚色する事が出来る。別名妄想。
自分のテンションをあげるには最適なスキルである。
若菜
後悔 その名の通り後悔するだけのスキル。
もっとも、後悔してもそれは本人の糧にはなりにくい。
少年
開き直り 目の前の状況から逃げる事をやめるスキル。
「現実逃避」と併せて発動する事が多い。
少年
自棄っぱち 「開き直り」の発展スキル。逃げる事をやめるだけではなく突っ込んでいく。
これに「投げやり」が付加されると一つの完成形になる。
少年
情報操作 周囲の情報を自在に操作することが可能。使いこなせば「扇動」「捏造」まで持っていくことが出来る。
「現実逃避」のスキルとは相性が悪い。
ほのか
とんずら 逃げる。だがこれを使用する時には手遅れの場合が多い為、成功確率は低い。
自分より上位者相手には無効化される。
少年
気づかぬふり それを認識しつつも恐怖を思考から外すスキル。同種類のものに「見て見ぬふり」がある。
「現実逃避」と同時に発動するとそれぞれの効果が高まる。
少年
Aスキル 目薬 目薬を瞬間的に差し、涙に変える高等スキル。雰囲気を読めばさらに効果が上がる。
目薬を常に持っている必要があるなどの弱点がある。
真奈美
Aスキル 強行突破 先に罠がある事を認識、予測しつつも、それ自体を踏み潰す覚悟で行動する事を可能にするスキル。
100回中95回はそのまま罠にはまり自滅する危険性がある。
少年